弊社は、令和4年度より、松江工業高等専門学校と産学共同研究を継続して行っています。
テーマは、鋳鉄製パネル枠(鋳田籠工法)を利用した宍道湖生物の生育環境の改善です。
鋳田籠工法の特徴である二価鉄イオンと竹害材料、宍道湖特産品の有効活用による生態環境への影響が、豊かな自然環境へと繋がることを目指しています。
昨年度はラボベースで実験を行いましたが、今期新体制ではラボベースでの検証の再現性を確認するとともに、宍道湖北岸に鋳田籠パネル枠を設置し実証実験を行っています。
実証実験の設置には、鋳田籠工法協会からもご参加いただきました。
今後は水質分析や環境DNAによる生物多様性の検証を行い、有用性を評価してまいります。
本共同研究は、松江工業高等専門学校 環境・建設工学科 准教授の山口剛士先生の研究室において、卒業研究の一環で実施していただいており、弊社職員も一緒に実験を行っています。
高専との共同研究については、今後も定期的にご紹介いたします。
事前打合せ 鋳田籠パネル組立
鋳田籠パネル据付 中詰め石投入
設置完了 作業参加メンバー
<一般社団法人鋳田籠工法協会のホームページは こちら>
<松江工業高等専門学校のホームページは こちら>